NPO湿潤治療(モイストケア)を推進する会

facebookもご覧下さい
2015/03/04(水曜) 13:27

会員の活動紹介-7

投稿者: 
このアイテムを評価
(0 件の投票)

今月は当NPO活動にボランティアで参加いただいている狩谷真由美看護師にお話しを伺いました。

 

ー 看護師としての経歴を教えていただけますか?

 

高卒後、病院に勤めながら看護学校へ通い、ナースとしてその後いくつかの病院で勤務をしていたのですが、一時期激務から体調を崩してしまって、数年間仕事から離れている時期がありました。

数年前、そろそろ看護職に復帰しようと思い、ネットなどで最新の医療知識を得るためを勉強していたところ、夏井先生のホームページで湿潤治療を知りました。

それから間もなくして、湿潤治療の講習会が都内で開催されておりましたので、そこで夏井先生の講義を拝聴し、様々な症例を直接学べて、改めて湿潤治療の有効性を確認致しました。

 

ー それまではいわゆる従来の治療しか経験してなかったのですね。

 

そうですね、いくつかの病院で勤務していましたが、湿潤治療を行っていたところはありませんでした。

ただ、先の講習会の後、飼い猫に噛まれ、かなり深いキズを負ってしまたため、幸い(?)にも練馬光が丘病院へ行って直接夏井先生の治療を請うことになりました(笑)。

そしてその時、深い傷を負った場合の湿潤治療のメリットにも改めて気付くことになりました。

従来の治療を行うと表面のキズが乾いてドレナージ(*)作用に悪影響を及ぼすことになるのですが、湿潤治療の場合は表面の傷口が閉鎖されないのでスムーズにドレナージが行われることを我が身をもって(笑)体験できました。

 

ー 昨年からボランティアとして当会の活動に協力いただいておりますが、その思いをお聞かせください。

 

NPOの活動を知ったとき、看護師としてできるだけ多くの人に湿潤治療の有効性を広めたいと思ったのです。

正直言ってこのような活動はなかなか事業として成り立たないと思っています。しかし、誰か行動を起こさないと広げていくことができないと思っているんです。少しでもヤケドやケガで苦しんでいる方々のお役に立ちたいと思いました。

ただ、先日講習会の講師役を仰せつかったときはかなり緊張しました。

そもそも人前に出ることは苦手だったので大勢の人前で話をする機会なんて今までありませんでしたから(笑)。

それでも、自分のできる範囲の中で少しでも湿潤治療の普及に貢献できたのであれば幸いです。

 

ー この場で読者の方々に伝えたいことがありますか?

まだまだ従来の治療法がスタンダートと思っている方が殆どなので、これを読んでいる皆様一人一人がより多くの方々に口コミやネットを通じてモイストケアを広げていって欲しいと思います。

そして湿潤治療(モイストケア)普及のための講習会開催の企画を立ち上げて欲しいと思います。

 

(*)ドレナージ:体内にたまった余計な水分や血液などを体外に抜く措置のこと

http://www.wound-treatment.jp/next/wound196.htm

 

3453 回読まれました 最終修正日 2015/03/04(水曜) 13:29