NPO湿潤治療(モイストケア)を推進する会

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2015/12/04(金曜) 12:30

会員の活動紹介-15

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今月は東京都日野市で開業されている「望月医院」院長 望月護先生にお話しを伺いました。

 

ー 医師としてのキャリアを教えてください。

 

昭和59年に弘前大学医学部を卒業しまして同大学付属病院で勤務しました。それから25年間、青森を中心とした北東北の幾つかの病院の勤務医を務めました。そして平成17年に地元の日野に戻り、親が開業していた望月医院を継ぐことになりました。

 

ー 湿潤治療を知ったのはいつ頃ですか?

 

平成14年7月に当時勤務していた病院で同僚の外科医が夏井先生の講演を聴いてきて、それが切っ掛けで知りました。それ以前は全く湿潤治療のことは存じませんでした。その後、自分自身も夏井先生の講演を聴きに行きました。

 

ー 同僚の方から最初に湿潤治療の話を聞いたとき、望月先生ご自身はどう思われましたか?

 

皆目わからないけれども、まあ、新しい治療なんだなと。ただ納得は出来るけれど、現場ですぐには取りかかれない複雑な事情もありますから・・・。その後、私自身が直接夏井先生の講義を聴くことによって確信は出来ました。

 

ー 当時の勤務先で湿潤治療は認められたのでしょうか?

 

いや、当時の上司からは許可が出ませんでした。同僚の彼は比較的新しいことを積極的に取り入れる人間で、湿潤治療のマニュアルを作ったりしていたのですが、さすがに一回り年上の上司の意見を覆すことは出来なかったですね。時にはヤケドの患者さんの治療で口論になることなどもありました。

私もその時点では湿潤治療が正しいと思っていたので消毒を止め、生食(生理食塩水)で洗う治療を行っていました。

暫くしてその上司が転勤になり、私がトップとなったので湿潤治療に全面的に移行しました。

 

ー 同僚の医師やスタッフの方々の反応はいかがでしたか?

 

既に一部では湿潤治療を行っていたこともあり、スタッフもその傷の治り方を見ていたし、また、実際に導入するとケガの治りの早さが一目瞭然なので全く問題なかったですね。

 

ー 湿潤治療を行い始めて何か感じたことはありますか?

 

初めて湿潤治療を受けた患者さんが治りが早くて驚かれることが多いですね。また、顔のケガなどは特に傷跡が残らずキレイに治るので効果が大きいと思います。

それから、少し前のことですが、膝に重度な皮膚欠損を負ってしまった若い女性の患者さんを診たことがありました。あまりに重症だったので夏井先生を紹介し、処置をしていただき、その後の治療を私が行っていたのですが、無事に完治させることが出来ました。普通の大学病院に行ったら間違いなく皮膚移植されているであろう状態だったのですが、湿潤治療だけで十分対応できることを確認できました。

 

ー 先生のこの地域に於いて湿潤治療の知名度はどの程度と思われますか?

 

いやぁ、まだまだ知られていない気がします。私はこの地域の医師会の理事を務めているんですが、湿潤治療を行っている所も殆ど無いように思います。

因みに医師会のホームページにコラムを書く欄があるのですが、本年の5月に湿潤治療について書かせていただきました。しかしどの程度の方に読んでいただけているのかは・・・?(笑)

 

ー 湿潤治療を普及させるためにはどのようなことが必要だと思いますか?

 

今の私のように開業医であれば自分の責任で行えるので簡単ですが、勤務医という立場はなかなか難しいですよね、一人でやっているわけでは無いので・・・一番上の上司の理解が無ければ無理ですから。 そういう意味では一番難しいことでしょうが、トップの意識改革ができれば手っ取り早いんでしょう。 あとはマスコミを巻き込んだり、外国からの圧力が必要なのかもしれませんね。

 

望月医院

http://www.mochizuki.com/clinic

医師会に掲載されている望月先生のコラム

http://hino-med.or.jp/medicalinfo8.html

2441 回読まれました 最終修正日 2015/12/04(金曜) 12:35
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