NPO湿潤治療(モイストケア)を推進する会

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2016/10/14(金曜) 12:52

会員の活動紹介-20

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今月は群馬県太田市にある鹿山整形外科の副院長、鹿山富生先生にお話しを伺いました。

 

- 医師としてのキャリアを教えてください。

昭和63年(1988年)に昭和大学医学部を卒業後、同大学の整形外科に入局しました。その後、太田綜合西ノ内病院、太田綜合熱海病院、東京共済病院、昭和大学豊洲病院、社会保険相模野病院、昭和大学秋田外科病院、昭和大学麻酔科研修、昭和大学救命救急センター、古川橋病院整形外科部長をへて昭和大学整形外科骨粗鬆症外来を担当し、平成13年(2001年)より鹿山整形外科医院の副院長をしています。

 

- 湿潤治療を知ったのはいつ頃ですか?

こちらに戻ってから程なくして始めました。平成13年頃です。

小さい傷なのになかなか治らない患者さんがいたこと、ガーゼを剥がす時に子供が号泣してしまっていること、入浴を禁止していたので、臭くて仕方ないという症例の治療に毎日のように困っていた時、何かの記事で夏井先生のことを知ったのがきっかけになりました。

 

- 治療を始めたのはいつごろになりますか?

知ったと同時に始めました。もう15年前になりますね。

試しに始めてみたところ、結果がすぐに出るのでスムースに切り替えていくことができました。

院長である父や周りのスタッフにも説明したところ、結果が伴うのですんなりと受け入れられ協力を得ることができました。

 

- それ以前の病院では全く湿潤治療は行われていなかったのですか?

 勤務医として勤務していた病院では従来通りの消毒とガーゼの治療を行っていました。

 

- 湿潤治療を始めて苦労したこと、困ったことなどはありますか。

 特に苦労したことなどはありませんが、患者さんへの説明の時間が若干長くなりました。しかし、自信をもって説明しているので、患者さんは「今どきはそうなのね」という感じで納得してくださいます。拒絶されたということはなかったと思います。

受け入れやすさも、年齢などは関係ない気がしています。

困ったことは、湿潤治療をする場合、夏場の特に子供の額や下顎などの健常皮膚の皮膚トラブルの対処に困っています。まめに創部及び周りの皮膚を洗うようお母さんに指導したり、プラスモイストDCRを使用したりしているのですが、それでも健常皮膚のトラブルも少なくありません。何か良い方法はないかと考えています。

  

- 湿潤治療を行った際の印象的な出来事などありますか。

なぜ今までうまく傷が治せなかったのか、の疑問がみるみる氷解するのが楽しくなりました。

 

- 湿潤治療を普及させるためには何が必要でしょうか?

 医師自身の意識改革が必要だと思います。

群馬県整形外科医会ではかなりの医師が湿潤治療を知ってはいるようですが、すべての医師が実践しているということはなさそうです。しかし、否定する人はいないように思います。

現在、群馬県整形外科医会で夏井先生に講演をしていただきたく、計画しているところです。1,2年のうちには実現させたいと思っています。

また、やけどの治療に関しては、整形外科以外の科を受診される患者さんが多く、外科や皮膚科などの先生たちへの啓蒙をいかにするかも考えています。

 

- 小学校の校医さんをされていらっしゃるようですが、幼稚園、保育園、小学校などでの対応はどうでしょうか。

 学校保健会では熱中症、インフルエンザなどの感染症、アレルギー、心の問題、運動器検診と重要事項が目白押しでしたので、創傷治療の話はどうしても後回しになってしまいます。何とか機会を作って地道に広めて行きます。

 

- その他、何か伝えたいことなどありますか?

 傷が良くならず、痛みがなかなか引かない場合、治療法がおかしいと疑ってください。

当サイトから湿潤治療を行っているドクターを見つけて受診してみてください。正しい治療法に出会えると思います。

  

鹿山整形外科

 

http://www.kayama-seikei.jp/index.html

37922 回読まれました 最終修正日 2017/01/11(水曜) 20:21