NPO湿潤治療(モイストケア)を推進する会

facebookもご覧下さい
2018/03/20(火曜) 11:57

第四回モイストケアフォーラムを開催しました

投稿者: 
このアイテムを評価
(1 件の投票)

2018年3月11日(日)ちよだプラットフォームスクウェアで第四回モイストケアフォーラムを開催しました。一般16名、医療関係者12名の方にご参加いただきました。

 

午前と午後の部の二本立てで、午前の部は文京区で「てしまクリニック 形成外科・皮膚科」を開業されている手島玲子医師に「知って安心!湿潤治療の基礎知識」について講演していただきました。

ご自身も二児の母であり地元密着型の診療をしていらっしゃるので、実際の体験を元に軽快な語り口でわかりやすく湿潤治療について説明して下さいました。クリニックで先生が絶大な信頼を寄せていらっしゃる西尾看護師の被覆材の貼り方の実演もあり、実際にハイドロコロイドのシートに切り込みを入れたりしながら効果的な貼り方、剥がしにくい時にどうすれば剥がしやすくなるかなど、実際に患者さんと接する方の工夫や心遣いに触れられて、とても参考になる内容でした。

午後の部は大田区の動物病院エル・ファーロ 院長の山本剛和獣医師に「どんな時でも家族みんなですごしたい!~もしもの時、ペットも快適に過ごすために準備しておきたいこと~」と題して、講演していただきました。3月11日東日本大震災が起きた震災の日にちなみ、災害時のペットといかに過ごすか、もしもの時避難所で過ごすために、日頃どのような準備をしておくべきかなど、どんな時も飼い主もペットも健やかでいられるよう、心の準備の必要性をお話くださいました。

また、老化や病気によって寝たきりになってしまったペットの褥瘡ケアの方法についても、褥瘡のできるメカニズム、予防の方法、傷ができた場合の湿潤治療の効果など、順を追って説明して下さり、ただかわいいだけではない、生き物を飼うということはどこまでの覚悟がいるかということも認識させられました。

二講演の後、一時間ほどディスカッションタイムを設け、お二人の講演者の先生と当会の会長である伊藤医師、副会長の佐々木獣医師を交えて、参加者の質問にお答えいただきました。最近はインターネットでも湿潤治療の知識が得られるが、「消毒されてしまったので、もうだめでしょうか」という極端な理解をしている患者さんもいたりして、確かに消毒はしないほうがよいが、初期治療を受けた時に消毒されたとしても、その後正しい湿潤治療を施せば大丈夫な可能性が高いなど、もう少し広い心で付き合っていくほうがいいのでは、という先生方の見解も出ました。

実はランチ交流会に手違いで注文していたランチが届かないというハプニングも有りましたが、参加者の皆様は心広く対応いただき、急遽準備したコンビニランチにもかかわらず、和気あいあいとコミュニケーションを楽しんで下さいました。スタッフ一同とても感謝しております。

二人の講師の先生方のお人柄も相まって、とても和やかな雰囲気の中、無事に閉幕することができました。

講師の先生方、参加者の皆様、スタッフの皆様、どうもありがとうございました。

2098 回読まれました 最終修正日 2018/03/20(火曜) 13:39
このカテゴリをもっと見る « 会員の活動紹介-21